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2009/01/13

派遣労働者の首切りを問題にする前に

まだまだ続く派遣労働者解雇問題・・・・景気が悪くなった、コストを削減・・・・いろいろな話が出ているが、日本の国力の低下により国際競争力が落ちたからではないのか?

輸送コストが高いので、輸出コストが高くなり市場で戦えないので製造原価を抑え、派遣労働者を解雇、輸入コスト(特に輸送料)が高いので商品に反映できないので販売員を解雇・・・・・・

これらの、コスト高をもう一度考えてみると、日本の港湾のコストが世界でも有名なくらい高い、世界のビジネスがアメリカ、アジアとの結びつきが強くなってきているので輸送が多くなる・・・・しかし、これは輸送時間を考えると、太平洋、津軽海峡、日本海と移動するルートが2日短い為、このルートが利用されている。つまり、日本海側のビジネスチャンスが生まれているのである。

これを果たして知っている人が国を動かす人、お役人の中に何人いるだろうか?

地方の小さな不便な港に補助金をばら撒き、中途半端なコンテナヤードを作り港湾を整備してきているが、どれも計画通りに機能していない。

余りにも目先にある私利私欲、名誉欲でだけで作られ、世界の動きを見ないで都合のいい計画を立てて作ったばら撒きコンテナヤード・・・・

そんなことをしているときに、韓国は、釜山に岸壁全長4Kmを越えるコンテヤードを持つ港を作った。韓国の国家戦略に基づく一大プロジェクトで実現した港である。

これにより、韓国は東アジアで一番大きい、「ハブ港」を持つことが出来、現在では東京の倍以上のコンテナの扱いがある。近隣各国から、中規模のコンテナ船で釜山にコンテナを運び込み、釜山からでっかいコンテナ船に積み替えアメリカへ輸送している。

日本への輸送は、輸出国から釜山へ送り、釜山から日本へ送られるようになってきている。これにより、日本の企業は従来の輸送費に、日本ー釜山の輸送費が上乗せされた金額になっている。つまり、我が国の政治のまずさ、体系だった施策が無いために、国際競争力が衰え余計な費用がかかり、そのしわ寄せが、派遣労働者に及んでいると言っても過言ではないであろう。

原因に蓋をして見せなくしておいて、結果として現れた不味いことを処置しようと躍起になっている。これは、戦後の日本の文化なのだろうか?

事件は現場で生まれているのでは無い!

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